★郷原 宏 「渡辺文学のヒロインたち」
北海道立文学館、2015年4月24日(日) 14:00
北海道が生んだ日本を代表するベストセラー作家、渡辺淳一が亡くなって4月30日で1年を迎えます。『ひとひらの雪』『失楽園』などの恋愛小説は極限的な形で現代の愛の姿を描き、社会現象となりました。医師として人間の生と死を見つめた体験を踏まえた独自の作品世界を生み出す一方、『リラ冷えの街』『流氷への旅』をはじめとした多くの作品で、大自然と暮らしの魅力あふれた故郷・北海道を多彩に描き続けました。
本展では思春期から作家を目指して上京するまでの彷徨の季節、人間とは何かを問いつつ、北海道の近代を象徴する炭都の炭鉱病院の最前線で医療と文学の可能性を求めて格闘した“白夜”の青春の日々を軸に、伝記小説、話題作のヒロインなども紹介し、渡辺淳一の豊饒な文学世界に迫ります。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。
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