(歌川国芳 『相馬の古内裏』、弘化2年(1845年)頃)
★浮世絵師 歌川国芳 展(前編)
札幌芸術の森美術館、2015年4月25日(土)-5月26日(火)
(WEBサイト→)http://www.artpark.or.jp/
(WEBサイト→)http://event.hokkaido-np.co.jp/kuniyoshi/(公式HP)
江戸、幕末期に活躍した絵師・歌川国芳(1797~1861)の画業を紹介する大回顧展です。国芳の手になる作品はとても多岐に渡ります。大判サイズの紙を横に三枚つなげた迫力あるワイド画面の妖怪画。遠近法と明暗法を駆使した近代の到来を思わせる風景画。町に暮らす女たちを日常の美とともに小粋に描きだした美人画。検閲とのじりじりとしたせめぎ合いを匂わせる社会諷刺画。珍奇で洒脱で浮世絵界での「笑い」を高めた滑稽画。そして、国芳の真骨頂である勧善懲悪英雄たちを力強く描きあげた武者絵。どのジャンルをとっても確かな画力と巧みな表現が見て取られ、見応えあるものばかりです。
本展は、前編、後編の二部に分け、それぞれ100点ずつを紹介します。また、作品個々に図解パネルを併せて掲示することで、浮世絵鑑賞が一段と興味深いものとなるよう工夫を凝らしています。ぜひ、ご期待ください。
本展は、前編、後編の二部に分け、それぞれ100点ずつを紹介します。また、作品個々に図解パネルを併せて掲示することで、浮世絵鑑賞が一段と興味深いものとなるよう工夫を凝らしています。ぜひ、ご期待ください。
(歌川国芳 『大星由良之助(四代目中村右歌衛門)、天保10年(1839年))
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、札幌芸術の森美術館さま(HP)よりお借りしました。
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