★学校の怪談とSF・ミステリのある風景 楢喜八原画展
市立小樽美術館、2015年6月6日(土)-8月2日(日)
楢喜八(なら きはち)は1939年(昭和14年)サハリン生まれ。1948年~58年まで北海道雨竜郡沼田町に住んだ。1968年『ミステリマガジン』(早川書房)オーガスト・ダーレス作 幻想と怪奇「ダーク・ボーイ」の挿絵でデビュー。ユーモアの加味された幻想的な作風で人気を得る。海外ミステリ・SF作品だけではなく、筒井康隆、阿刀田高、かんべむさしなど、日本を代表するミステリ・SF作家作品の装幀、挿絵を早くから手がけた。1978年、講談社出版文化賞(さし絵部門)受賞。2004年、第一回田河水泡賞(日本出版美術家連盟展)受賞。
1990年から『学校の怪談』シリーズの挿絵を手がけ、子どもたちにも人気を博する。『学校の怪談』は、民俗学者、国立歴史民俗博物館教授の常光徹が現代の口承文芸として調査・研究してきた成果をもとに、児童向けの読物として書き下ろしたシリーズで、楢喜八の怖いながらユーモラスで愛らしい絵とあいまって、全国の図書館、学校図書館で児童たちの圧倒的な支持を得た。
本展は、60年代から現在までの作品約370点と、掲載図書など関連資料を一堂に展示。長い経歴と常に新しい感覚で、幅広い年代に好まれる挿絵画家の、北海道初の本格的作品展です。
本展は、60年代から現在までの作品約370点と、掲載図書など関連資料を一堂に展示。長い経歴と常に新しい感覚で、幅広い年代に好まれる挿絵画家の、北海道初の本格的作品展です。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、市立小樽美術館さま(HP)よりお借りしました。
↓いつも足しげく訪問していただき、ありがとうございます。きょうも1クリック、よろしくお願いします。