(片岡球子 『葛飾北斎』、1976年、北海道立近代美術館)
★日本画逍遥 近美コレクション 展
北海道立近代美術館、2015年6月27日(土)-8月23日(日)
当館の日本画コレクションの秀作により、明治から現代に至る日本画の流れを紹介するとともに、北海道ゆかりの日本画家による多彩な作品をご覧いただきます。
「近代の日本画」コーナーでは、近代日本画の父と呼ばれる橋本雅邦、そのもとに学んだ横山大観や下村観山、大観が再興した日本美術院(院展)で活躍した北海道出身の筆谷等観、また、京都画壇を牽引した竹内栖鳳や帝展で受賞を重ねた松岡映丘など、明治、大正、昭和と激動の時代の中で日本の伝統を受け継ぎながら、新しい時代の日本画を築いた巨匠たちの作品を紹介します。
「北の日本画」コーナーでは、戦後モダニズムを取り入れて注目を集めた山口蓬春、写実と幻想を織り交ぜ雄大な自然を表現した岩橋英遠、大胆な構図と鮮烈な色彩で独自のスタイルを確立させた片岡球子など北海道を故郷とする文化勲章受章作家や、現在も活躍する院展の福井爽人や後藤純男、創画会の羽生輝など北海道にゆかりの深い日本画家たちの個性豊かな作品を紹介します。
日本画の伝統と革新の歴史を感じながら、ゆったりと旅するように日本画の世界をお楽しみください。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。
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