★関口雄揮 往還する色彩とモノクローム 展
関口雄揮記念美術館、2015年7月4日(土)-10月25日(日)
(WEBサイト→)http://www.sekiguchi-muse.jp/
北海道の冬の風景が原点となった白と黒を基調とする「モノクロームの風景」は、関口の代名詞とも言うべき作風です。他方で、フランス留学を下手開花した色彩感覚による鮮やかな錦秋の風景もまた、関口の作品を支える大きな柱となっています。ただし、それぞれの作風で描かれた同じ風景の作品を比較すれば、モノクロームや鮮やかな色彩で描くことは、それ自体が目的ではなかったということが容易に理解されるでしょう。関口は、同じひとつの風景を時にモノクロームで冬の風景として、時に鮮やかな色彩で錦秋の風景として繰り返し描くことで、その風景が絵になる時候を探っていたのです。
本展では、そうした色彩とモノクロームの往還によって、風景が作品として完成されていく様子をご紹介します。
本展では、そうした色彩とモノクロームの往還によって、風景が作品として完成されていく様子をご紹介します。
↓いつも足しげく訪問していただき、ありがとうございます。きょうも1クリック、よろしくお願いします。