(かつてふるさと銀河線最大の難所でもあった「池北峠」。線路跡が残っています)
★旧釧北仮乗降場(旧ふるさと銀河線)
旧釧北仮乗降場は、1916年(大正5年)に、釧路国と北見国の境界にあたる現在の陸別町・置戸町境界付近の「池北峠」に設置されました。標高402m。当時は信号場として開設されたようです。後に、仮乗降場となっています。1957年(昭和32年)に廃止となっています。
(かつての保線小屋跡。数年前までは建物も残っていたそうですが、解体されてしまったようです)
現在このあたりは人家もなく、深い森林地帯となっています。いまは、かつての保線小屋の跡が僅かに認められるだけで、当時の遺構はまったく残っていません。かつての線路跡が当時を偲ばせてくれます。
なお、この付近は、淕別(陸別)が十勝支庁所属となった1948年(昭和23年)以降は主に「池北峠」と呼ばれていました。「釧北」の名前は現在では、釧網本線「釧北トンネル」、国道240号「釧北峠」で使われています。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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