(歌川国貞 『星の霜 当世風俗 (蚊帳美人)』、木版・紙、大判錦絵)
★松山聖央 「国貞・国芳・英泉にみる 江戸の女性の人間模様」
北海道立近代美術館、2016年2月5日(土)14:00、3月5日(土)14:00
歌川国貞は、江戸(現・東京)生まれ。少年期より、当時すでに一大勢力をなしていた歌川豊国の門に入り、早くから非凡な画才を発揮。江戸末期の浮世絵界を代表する絵師のひとりとして活躍した。溪斎英泉は、江戸赤坂に近い星ヶ岡に武士の子として生まれるが、菊川英山に学び浮世絵師として歩んだ。粋や張りといった江戸後期の美意識を体現した独自の美人画のスタイルを確立し、江戸後期の文化、文政、天保期に活躍した。歌川国芳は、江戸日本橋生まれ。俗称孫三郎。号には一勇斎、朝桜楼など。斬新な構図の勇壮な武者絵により人気を得、幕末を代表する浮世絵師となった。洋風画、美人画、戯画などにおいても機知と想像力に富む作品を残している。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。
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