★吉本 忍 「イカラカラ アイヌの衣服から見えてきたこと」
苫小牧市美術博物館、2016年10月1日(土) 15:00
北海道を中心に樺太から千島列島まで生活圏を広げていたアイヌは、寒冷で厳しい自然環境の中で知恵と工夫をもちいて生き抜くとともに、周辺の諸民族と交易や交流をおこない、独自の文化を発展させてきました。その歴史は、アイヌの服飾からもうかがい知ることができます。
伝統的な服飾には、植物から採取した靭皮(じんぴ)繊維のほか、動物の毛皮、サケなどの魚皮、交易で入手した木綿や絹など多様な素材が用いられています。刺繍によって施される文様をはじめ、色布や色糸を巧みに活かす装飾には、受け継がれる伝統と作り手の美意識が反映されています。
この展覧会では、華やかで力強いアイヌ刺繍に注目しながら、儀礼などで使用された晴れ着とともに、首飾り、耳飾りといった装身具など18世紀から現代にいたるアイヌの服飾を紹介します。
また、蝦夷地と常陸国(ひたちのくに・現在の茨城県)水戸藩との歴史的関係についても、古文書などの資料をもとに紹介いたします。
伝統的な服飾には、植物から採取した靭皮(じんぴ)繊維のほか、動物の毛皮、サケなどの魚皮、交易で入手した木綿や絹など多様な素材が用いられています。刺繍によって施される文様をはじめ、色布や色糸を巧みに活かす装飾には、受け継がれる伝統と作り手の美意識が反映されています。
この展覧会では、華やかで力強いアイヌ刺繍に注目しながら、儀礼などで使用された晴れ着とともに、首飾り、耳飾りといった装身具など18世紀から現代にいたるアイヌの服飾を紹介します。
また、蝦夷地と常陸国(ひたちのくに・現在の茨城県)水戸藩との歴史的関係についても、古文書などの資料をもとに紹介いたします。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、苫小牧市美術博物館さま(HP)よりお借りしました。
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