(三岸好太郎 『上海風景』、1926年、三岸好太郎美術館)
★井上研一郎 「三岸好太郎の「新しさ」 札幌・東京・上海・パリ」 宮城学院女子大学教授
三岸好太郎美術館、2013年9月14日(土) 14:00
今年は三岸好太郎(1903-1934)生誕110年。また、彼のアトリエのイメージを生かした当館の建物が建って30年目です。これを記念して開催される特別展「生誕110年 三岸好太郎展」。オープンの初日の講演会に、井上研一郎氏にご登場いただきます。同氏は日本美術史研究、とくに松前藩の画家・蠣崎波響の研究で知られますが、1985年から1991年までの6年間、当館で学芸を担当されていました。その間、「岸田劉生と三岸好太郎」(1987)、「蝶の夢・貝の幻1927-1951 昭和前期の日本超現実主義」(1989) などの意欲的な展覧会にとり組まれ、美術史研究の成果を生かしたユニークな視点で三岸研究を展開されました。また、常にわかりやすい語り口や文章によって、普及面でも大きな活躍をされているのは、多くが知るところです。今回は22年ぶりに古巣にかえって、久々に振り返る三岸の世界。その「新しさ」が、再び井上氏ならではの切り口で掘り起こされます。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、三岸好太郎美術館さま(HP)よりお借りしました。
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