★門脇松次郎と苫小牧のスポーツ 苫小牧市スポーツ都市宣言50周年記念企画展
苫小牧市美術博物館、2016年11月12日(土)-2017年1月15日(日)
門脇松次郎(1904-1992)は明治末に鳥取県から家族とともに苫小牧に移住し、大正13年(1924年)苫小牧初の硬式野球チーム「オーロラクラブ」の創設メンバーに加わり、昭和初期にはアイスホッケーチーム「カナディアンスター」を立ち上げました。一方、本業の文具店においては苫小牧ではじめてアイスホッケースケートの輸入を行いスポーツの振興を図るなど、大正から昭和初期にかけてのスポーツ興隆期に選手、文具店経営者として活躍しました。昭和41年(1966年)に苫小牧市体育協会理事長として手腕を振るい、同年11月のスポーツ都市宣言の起草に際して中心的役割を果たしました。
本展では、野球やアイスホッケーなどスポーツ文化の揺籃期に尽力した先駆者であり、「スポーツ都市苫小牧」を結実させる種を蒔いた先人としての門脇松次郎に焦点を当て、その人物像や当時の時代背景を紹介します。同時にスポーツが市民の間で定着する過程で活躍した野球・スケートをはじめとする団体・アスリートの軌跡を紹介。国内初のスポーツ都市宣言から50年の節目に際し、過去から未来へ続く苫小牧のスポーツ文化を広く紹介する試みとします。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、苫小牧市美術博物館さま(HP)よりお借りしました。
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