★星星會展 日本画の伝統と未来へ
北海道立近代美術館、2013年9月6日(金)-9月23日(月・祝)
星星會展は、2005年に第1回を開催し、以降隔年で展覧会を開催。8年間の活動を経て第5回展をもって完了するグループ展です。出展メンバーは下田義、竹内浩一、田渕俊夫、牧進の4氏で、自由な立場で創作活動に邁進し、新作の大作を中心に発表していますが、同世代の作家がその所属団体を越えて活動し、緊張感を持って新たな日本画の世界に挑戦する非常に意欲的な会になっています。作家と展覧会場側そして美術商が、日本画の伝統と未来について、対等の立場で話し合い、協力しあって、より豊かな成果を達成する事を目指しており、展覧会の前後には皆が集まってディスカッションを重ねるなど、常に充実した展覧会として、低迷する日本画壇に新風を吹き込むべく努力を続けています。
この趣旨に賛同された故山辰雄先生に「星星會」と命名していただきましたが、先生は「小さな星でも切磋琢磨によって大きな星として輝くようになる」ことを願ってこの名を付けた、とおっしゃっていました。良き理解者であった山先生、平山郁夫先生も鬼籍に入られ、我が国の文化・芸術のあり方が改めて問われる状況にありますが、その一種の危機感の中でこの星星會のメンバーが、更に豊かな美の世界を創造し、画壇の牽引役として、その存在を大きなものにして行くことを強く期待する次第です。
星星會の掉尾を飾る記念展となりますので、ぜひご高覧ください。
この趣旨に賛同された故山辰雄先生に「星星會」と命名していただきましたが、先生は「小さな星でも切磋琢磨によって大きな星として輝くようになる」ことを願ってこの名を付けた、とおっしゃっていました。良き理解者であった山先生、平山郁夫先生も鬼籍に入られ、我が国の文化・芸術のあり方が改めて問われる状況にありますが、その一種の危機感の中でこの星星會のメンバーが、更に豊かな美の世界を創造し、画壇の牽引役として、その存在を大きなものにして行くことを強く期待する次第です。
星星會の掉尾を飾る記念展となりますので、ぜひご高覧ください。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、『星星會展』さま(公式HP)よりお借りしました。
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