我が北海道コンサドーレ札幌は、リーグ戦１３試合を終えて現在１５位。このところ、リーグ戦３連敗を喫し、
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降格圏入りが現実的なものになってきました。もともと、コンサドーレ札幌より下位のチームは、自力ではコンサより上。すぐ下にはサンフレッチェ広島。尻に火がついてきた、という比喩もまんざら嘘ではありません。サポーターとしても、１試合ごとの結果に一喜一憂しないようにとは思いますが、やはり焦ってしまいます。
第９節 札幌 ０－２ 磐田
第１０節 札幌 １－０ 大宮
ルヴァンカップ第４節 札幌０－１ ＦＣ東京
第１１節 札幌 ０－２ Ｇ大阪
第１２節 札幌 ０－１ 新潟
ルヴァンカップ第６節 札幌１－２ 仙台
第１３節 札幌 ０－１ 鳥栖
第９節は、ジュビロ磐田との対戦でした。前半３分にＤＦ横山の「ごっつあん」ゴールで先制、同１６分にＦＷ都倉のゴールで２点を奪い、いい感じで始まりました。でもこの展開は、コンサはあまり得意としていない試合運び。時間が経つほどに焦りが生じていきます。前半はそれでも２点差で折り返したのですが、後半になって立て続けにゴールを奪われ、試合は同点で終了。後半の展開からすると、逆転負けということもあり得た展開でした。
続く第１０節は、大宮アルディージャとの対戦でした。大宮アルディージャは、いまでこそ最下位に沈んでいますが、もともと地力があるチーム。しかも、降格争いをしていくであろうチームなので、ここで勝ち点３を取っておくのは至上命題と思われました。試合は、ＦＷ金園のシュートのこぼれ球を押し込んだＭＦ宮澤のゴールを守り切り、貴重な勝ち点３を得ました。
ルヴァンカップは第４節はＦＣ東京との対戦でした。話題の久保くんが出場するとあって、注目を浴びる試合となりました。結果は負けてしまいましたが、ＭＦ小野伸二も、その潜在能力を認め、目を細くしていましたね。いいんです、ルヴァンカップは。ＭＦ小野伸二が楽しそうにやってくれたら、もうそれで満足です。
第１１節は、ガンバ大阪との戦い。コンサも、かなりいい戦いをしていたと思いますが、相手ＭＦベテランの藤本に素晴らしいループシュートを決められて先制され、後半も終了間近に追加点を許して敗戦。悔しいけど、経験の差なのかな、と思わされた試合でした。この試合、今季最高の２１，１７４名の観客が入ったとか。ホームでは無類の強さを発揮していたコンサですが、久々のホームゲームでの敗戦でした。
第１２節は、アルビレックス新潟との対戦でした。前節のガンバ大阪戦は、負けても想定内でしたが、このアルビレックス新潟との対戦は、アウェイゲームとは言え、逆に落とせない１戦でした。アルビレックス新潟は、成績不振で監督が交代して初めての試合で、気合も入っていたので、嫌な予感はしていました。試合は、ボールポジッションではコンサが上回っていましたが、後半６６分に不用意なミスからカウンターを喰らって失点し、痛い敗戦となりました。この試合が、負のスパイラルの端緒となったような気がします。
ルヴァンカップ第６節は、ベガルタ仙台との対戦。この試合も、早い時間に先制できたのですが、それを守ることができずに敗戦。どうもちぐはぐな感じが取れないまま、消化不良のような試合となってしまいました。
リーグ戦第１２節の新潟戦を落としたことから、第１３節は何が何でも落とせない、という焦りがありました。鳥栖も難しいチームですが、チームカラーはコンサと似ていて、堅守速攻、豊富な運動量で粘り強く戦うスタイルです。試合は、期待の若手ＭＦ鎌田に綺麗に決められ、それを崩せずに敗戦。リーグ戦３連敗となってしまいました。
やはり、冷静に考えてみても、コンサドーレ札幌の戦術が研究され尽しているように感じます。特にサガン鳥栖戦はそうでした。ＦＷ都倉がゴールゲッターということで、都倉にはＤＦがふたり付いていました。都倉のシュートは、ゼロでした。本来ならば、都倉にマークがつく分、他の選手がフリーになるはずなのですが、そこを生かし切れていないのです。ＤＦ福森のＦＫも精度抜群なのですが、得点に結びつけられない。都倉と組むもう一人のＦＷの動きが、今後大事になると思います。内村、金園、ジュリーニョ、誰でもいいので、出てきてほしいです。ここが我慢のしどころ。北海道頑張れ、コンサドーレ札幌！！
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