★月岡芳年 月光の絵師展
札幌芸術の森美術館、2017年6月3日(土)-7月23日(日)
月岡芳年は、幕末を越え、明治の新風を浴びながら、師・国芳譲りの豪快な歴史画、物語絵、武者絵を得意としました。同じ場面を描いても、国芳は物語の筋を説き、芳年は登場人物の心の内に迫ったと言われています。
本展は、動乱の時代に惑わされることなく、しかし、過ぎるほどに自身をみつめて精神病を患ったという、そんな自己の表現を真摯に追求した絵師、芳年(1839、江戸〜1892、東京)を紹介する展覧会です。質、量ともに世界屈指を誇る西井正氣の芳年コレクションから版木など約150点を選りすぐり、最後の浮世絵師として、また近代絵画の先駆者として芳年の画業を振り返ります。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、札幌芸術の森美術館さま(HP)よりお借りしました。
↓いつも足しげく訪問していただき、ありがとうございます。きょうも1クリック、よろしくお願いします。