(奥谷 博 『白日夢』、2017年、個人蔵)
★第85回 独立展
北海道立近代美術館、2018年4月1日(日)-4月12日(木)
独立美術協会は1926年から1930年にかけて5度開催された佐伯祐三、前田寛治を中心とする出品者に1930年協会展が発端となり、二科会ほかの団体を超えて気鋭の作家が集まり1930年に組織されました。
創立会員は伊藤廉、川口軌外、小島善太郎、児島善三郎、里見勝蔵、清水登之、鈴木亜夫、鈴木保徳、高畠達四郎、中山巍、林重義、林武、福沢一郎、三岸好太郎の14人でした。そして1931年1月、第一回独立展を開きました。須田国太郎、小林和作、海老原喜之助、野口弥太郎、鳥海青児等々、近代美術史に輝く画家を数多く輩出してきました。
現在も創立時の精神をそのまま引き継ぎ、会員と前途有望な準会員、会友、出品者により毎年10月国立新美術館で展覧会を開催しています。
本展では、200号の大作が並び、観る者を圧倒する出来栄え。自由な作風が流れる独立の潮流を感じてください。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道近代美術館美術館さま(HP)よりお借りしました。
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