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[講演会]★窪島誠一郎 「『無言館』のこと 戦没画学生が伝えるもの」

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★窪島誠一郎 「『無言館』のこと 戦没画学生が伝えるもの」
 北海道立文学館、2018年7月7日(土) 10:30

 太平洋戦争では、多くの若者が戦地に駆り出され、帰らぬ人となりました。その中には、画家に憧れ、描くことを無上の喜びとする画家生もいたのです。彼らの多くは、出征直前まで「あと五分、あと十分」と絵筆を手ばなさず、「帰ってきたらまた絵を描く」と言い残して行きました。 長野県の上田市にある無言館には、戦時中、「立派な絵描きになりたい」と情熱を燃やしながらも、志半ばで戦地に散った画学生の絵画等が多数収蔵されています。 
 この展覧会では、その貴重なコレクションの中から、家族の肖像や自画像、故郷や身近な情景などを描きとどめた絵画等とともに、美術学校時代の資料、戦地に赴いてからの消息を伝える手記や手紙、愛用品を紹介します。描くことを自らの生の証とした画学生たち。その絵画に込められた無言の言葉が汲み上げられ、いのちの軌跡にふれる機会になればと祈ります。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。

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