(上村松園 『舞支度』、大正3年、京都国立近代美術館)
★極(きわみ)と巧(たくみ) 京(みやこ)のかがやき(後期) STV創立60周年記念 京都国立近代美術館 名品展
北海道立近代美術館、2018年10月24日(水)-11月14日(水)
(WEBサイト→)https://www.stv.jp/event/kyokimbi/index.html(公式HP)
京都国立近代美術館は、1963年に前身である国立近代美術館京都分館として発足して以来、12,000点以上にもおよぶコレクションを形成してきました。その内容は多様で、時代別に見ても明治初期から戦後、そして現代までとほぼ近現代の美術・工芸を網羅しています。
なかでも重点的に収集されてきたのが日本画と工芸です。平安以降の洗練された美意識と、近世の「写生」表現を引き継ぎ、伝統と革新のなかで大きな潮流を生み出してきた京都の日本画。明治維新後の近代化を受け、伝統技術の保持と芸術性を志向する新しい表現が生み出されてきた工芸。この二つのジャンルは、京都国立近代美術館の双璧とも言える重要なコレクションです。ここに、近年、超絶技巧と呼ばれる精緻を極めた牙彫、七宝、金工などの一群を加え、より多様な視点から近代美術の様相を俯瞰します。本展でご紹介する京都ゆかりの日本画と工芸の名品の多くは北海道初公開となります。磨きぬかれた美と手わざ、その極みと巧みが、札幌の秋を鮮やかに彩ります。京(みやこ)のかがやきに満ちた時間を北海道立近代美術館で、どうぞお楽しみください。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。
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