わが北海道コンサドーレ札幌の今季の戦いも、いよいよ最終盤になりました。ここで驚きなのは、最終節(第34節)の時点で、J1リーグ4位。ACL(アジア・チャンピオンズ・リーグ)出場プレーオフ圏内を目指せる位置にいるということです。開幕当初は、こんな展開を、ぼくをはじめ、誰もが予想していなかったのではないでしょうか。ぼく自身、ミシャ監督の戦術が浸透するまで、J2降格も覚悟をして臨んだシーズンでした。それが、まさかの現在4位。最終節は、ホームの札幌ドームに2位のサンフレッチェ広島を迎え、これに勝ちさえすれば、ACL圏内に滑り込めるという位置にいます。まるで、夢のようです。
第30節 札幌 2-2 湘南
第18節 札幌 2-1 名古屋
第31節 札幌 1-0 仙台
第32節 札幌 1-2 浦和
第33節 札幌 2-0 磐田
第30節は、ルヴァンカップを制して波に乗る湘南ベルマーレでした。勢いに乗る湘南にGKソンユンのミスから先制されるものの、後半直後にFWジェイが膝で(!)押し込んで同点。その後不運な勝ち越しを許すも、後半31分にMFチャナティップの素晴らしいゴールが決まって再度追いつき、そのままタイムアップ。勝ちたい試合ではありましたが、湘南は疲れも見せず勢いがあり、コンサが押される場面も多く、正直負けなくてよかったなあ、という試合内容でしたね。2度追いつくというのは、コンサに地力が出てきたからこそと思いたいです。DFに下がった宮澤がとても安定していたのが頼もしい試合でした。
台風の影響で延期されていた第18節は、アウェイで名古屋グランパスと戦いました。名古屋は中断期間に大型補強をし、まったく別のチームになった印象。前半はFWジェイのPKで先制したものの、お返しにPKをとられて、同点のまま終了。このままタイムアップかと思われた後半42分、FWジェイのゴールが決まって勝ち越し。この試合に勝ったことで、来季のJ1残留も決まりました。DF宮澤が、現在得点王のFWジョーにほとんど仕事をさせなかったのが、素晴らしかったです。最後の最後、絶体絶命のピンチもGKソンユンがビッグセーブをしてくれ、貴重な勝ち点3を取りました。
続いて第31節、ベガルタ仙台戦。この試合はMF三好の気持ちのこもったゴールで先制。MF三好は仙台のDF板倉をうまくかわして、左足を振りぬきました。気持ちよかったなあ。その後もGKソンユンがPKを止めるなど、ビッグセーブを連発しての勝利。この試合は、MF深井、MF荒野というWボランチが揃って出場停止という緊急事態だったのですが、それでも宮澤をDFに据え、ボランチをMF駒井、兵藤、福森、キム・ミンテと変えながらバランスをとっていました。MFチャナティップの仕掛けも、かなり効いていました。
第32節は、浦和レッズと対戦。この日の試合は聖地、厚別陸上競技場でした。相手は強豪の浦和でしたけど、もっとやれたのではないかと思います。個の力は、確かにありますが、1点目が自陣のみずからの失点でしたし、2点目は右サイドを崩されての失点。DF進藤のヘディングシュートは、何度見ても凄みがありました。コンサは、見えないプレッシャーがあったのでしょうか。FWジェイ、MF駒井、MF深井が揃って出場停止ではありましたけど・・。MF三好が遠征帰りの疲れも見せない鋭い動きだったのが印象的でした。
そして、第33節。相手はジュビロ磐田でした。ジュビロといえば、MFレジェンド中村俊輔、FW大久保嘉人
などなど、コンサの格上のチーム。でも今季は歯車が噛み合わず、コンサの後塵を拝しています。この日もジュビロは元気なく、1点目はオウンゴール、2点目はMF三好の美しいシュートが決まり、完勝でした。これで過去最高の4位以上が確定。次節の結果次第では3位も狙える位置に付けました。
などなど、コンサの格上のチーム。でも今季は歯車が噛み合わず、コンサの後塵を拝しています。この日もジュビロは元気なく、1点目はオウンゴール、2点目はMF三好の美しいシュートが決まり、完勝でした。これで過去最高の4位以上が確定。次節の結果次第では3位も狙える位置に付けました。
いよいよ。いよいよです。コンサがACLを目指して、ホームの札幌ドームに、2位のサンフレッチェ広島を迎えます。ここで勝てば、他チームの勝敗に関係なく、ACLが決まります。こんなこと、シーズン前には、想像すらできなかったよね。ほんとうに幸せです。残念なことに、広島戦は仕事でドームに行けませんが、TVの前で全力で応援するつもりです。頑張れ、北海道コンサドーレ札幌!!!!!
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