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[企画展]★加藤顕清 思索するアカデミズム展

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★加藤顕清 思索するアカデミズム展
 旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー、2019年3月28日(木)-6月2日(日)

 加藤顕清は、中原悌二郎と共に、旭川に関わりの深い彫刻家でした。1894年(明治27年)岐阜に生まれた加藤顕清は、生後間もなく北海道深川に移住します。やがて上川中学校(現在の旭川東高等学校)を卒業し、旭川市内で代用教員を務めた後、上智大学哲学科に入学します。在学中に中原悌二郎の彫刻に出会ったことにより、以後彫刻家への道を志すことになります。東京美術学校(現在の東京藝術大学)で彫刻を学び、1921年(大正10年)に帝展に初入選。以後、帝展、文展、日展を中心に作品を発表し、1952年(昭和27年)に日本芸術院賞、1962年(昭和37年)には北海道の彫刻家としては初めて日本芸術院会員となっています。また、母校である東京芸術学校で20年ほども後進の指導に当たり、1966年(昭和41年)には日本彫塑会会長に就任するなど、日本の彫刻界の重鎮的存在でした。
 本展ではこれまで収集した加藤顕清作品のほか、OMO7(旧旭川グランドホテル)から寄贈を受けた『婦人像・夜』および、『婦人像・昼』も合わせて展示します。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーさま(HP)よりお借りしました。

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