(白江正夫 『陸橋(妙見市場)』、1994年)
★白江正夫と宮川美樹 北の水彩画人展
市立小樽美術館、2013年10月19日(土)-2014年1月26日(日)
小樽在住の白江正夫(1927年-)と、岩見沢市を拠点に活動する宮川美樹(1937年-)は、ともに道展、日本水彩展を中心に発表を続け、現在は北海道を代表する水彩画家としてゆるぎない存在感を示していますが、透明と不透明を自在に操り、線による力強く簡素な絵作りの白江と、驚異的なリアリティーで精密描写に徹する宮川とは、その表現手法は好対照を成しています。1984年道展において水彩画部門が独立し、2人はともに常任委員として審査や会務運営にあたりました。また、白江が1987年-1995年の期間、日本水彩画会北海道支部長を務めたのち、現在は宮川がその職務を引き継いでおり、北海道の水彩画界をけん引する役割を担っていますが、このような関係のなかで水彩画について話し合う機会も増え、互いに認め合いながら切磋琢磨するという交流を続けてきました。
本展は、独自の制作・表現方法を模索し、水彩画のみずみずしさを失わずに強靭な画面が作り上げられている2人の作品から主に道展・日本水彩展出品作を中心に代表作を厳選し、北海道を代表2人の水彩画家の競演とするものです。
本展は、独自の制作・表現方法を模索し、水彩画のみずみずしさを失わずに強靭な画面が作り上げられている2人の作品から主に道展・日本水彩展出品作を中心に代表作を厳選し、北海道を代表2人の水彩画家の競演とするものです。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、市立小樽美術館さま(HP)よりお借りしました。
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