(釧路川を渡るC11型171号機。白煙が凍る河床に映り込み、絵になる風景です)
★SL冬の湿原号
釧路駅-塘路駅または川湯温泉駅、2014年1月18日(土)-2014年3月9日(日)
釧路駅-塘路駅または川湯温泉駅、2014年1月18日(土)-2014年3月9日(日)
(WEBサイト→)http://www.jrkushiro.jp/
冬の道東には、一面の白い世界が果てしなく続いています。そんな原始のたたずまいをいまなお残す釧路湿原を、力強く疾走する「SL冬の湿原号」は、冬の釧路観光の風物詩となっています。列車の車内は、ニス塗りの重厚な車両内壁、木製の雰囲気ある窓枠など、徹底して「本物のレトロ」にこだわっており、雰囲気たっぷりです。
(ダルマストーブは、車掌さんが来て火加減を調節してくれますよ)
夏の釧路湿原は、アフリカのサバンナを思わせるような、鬱蒼とした樹木の繁茂する世界ですが、厳しい冬を迎えた湿原は、木々の葉も落ち、枯れ木と、白い雪原の広がる幻想的な風景となります。そのため、タンチョウをはじめ、エゾシカといった野生動物を眼にする機会が多くなります。また、この路線は、一般国道と違い、釧路湿原の湖沼群のすれすれのところを走り抜けるので、クルマでは味わえない、原始の釧路湿原を味わえるのも醍醐味。こうした、「SL冬の湿原号」でしか見ることのできない世界が、なんと言っても魅力でしょう。
沿線には、いちばん雄大な風景を観られる展望台に近い釧路湿原駅、タンチョウの来る駅として有名な茅沼駅、雰囲気のよい喫茶店が入居する塘路駅など、立ち寄りたい駅が目白押し。期間内に数回、川湯温泉駅まで延長されて走ることもあります。車内にはダルマストーブが置かれ、雰囲気たっぷりです。
昨今のJR北海道の記事を見ると、ここで紹介するのに躊躇しますが、あえて載せました。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、1枚目はJR北海道釧路支社さま(HP)よりお借りしました。2枚目は当ブログ運営者場がみずから撮影したものです。
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