(山之井龍朗 『少女』、1943年)
★窪島誠一郎 「戦没画学生 生命の絵」 無言館館主
北海道立旭川美術館、2014年2月16日(日) 13:30
「無言館」は、第二次世界大戦で没した画学生の慰霊を掲げて作られた美術館です。館長である窪島誠一郎さんは、出征経験を持つ画家の野見山暁治さんとともに全国をまわり、戦没画学生の遺族を訪問して遺作を収集した人物です。こちらでは、芸術の才能を開花させる前に戦場で散った画学生たちの残した絵画やイーゼル、愛用品の数々を収蔵、展示しています。本展では「無言館」の所蔵作品から、油彩画、水彩画など約150点の遺作を展示します。生きて還ってきたいと切に願いながら、遠い戦地に散った若に画学生たちの遺作です。作品の劣化も進んでいることから、これがおそらく最後の巡回展になるだろうと言われています。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。
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