(幻の駅「天ノ川駅」。実際の鉄道駅ではなく、鉄道駅の形状をした「モニュメント」です)
★「天ノ川駅」(記念碑、モニュメント。JR江差線)
天ノ川駅(あまのがわえき)は、上ノ国町にある、鉄道駅の形状をした構造物です。そのため列車は停車しませんが、このモニュメントを通過する際には観光客への便宜を図り、減速運転されることがあります。設置場所は、北海道旅客鉄道(JR北海道)江差線湯ノ岱駅-宮越駅間、五稜郭駅から64km地点に位置しています。江差線64キロポストは、天ノ川駅のホーム前に設置されています(情景画像を参照のこと。画像下部に見えるキロポストが、64キロポストです)。
(「天ノ川駅」の全景です。山あいにたたずむ静かな駅の雰囲気です)
設置者は、「北海道夢れいる倶楽部」で、江差線の存続・振興と、上ノ国町の街づくりの一環として設置されたものだそうです。「幻の駅」として、鉄道ファンにはかつてから有名な駅(モニュメント)でした。「天の川」という駅名が、なんともロマンティックではありませんか。
(JR北海道の鉄道駅にある駅名標を模した看板も、きちんと設置されています)
江差側に向かって進行方向左手に1面1線のプラットホーム状の土盛りが施されており、その上にJR北海道の駅と同様の様式の駅名標を模した看板(「あまのがわ」看板)が設置され、駅としての外観を備えています。
(なお現在は、この階段のところに「立ち入り禁止」の看板が設置されており、
駅名標もイベント時以外は外されています)
この「天ノ川駅」は、前述「北海道夢れいる倶楽部」が当地を借りて設置しているものであり、2014年の江差線廃止を待たずに借地契約が切れることから、5月を待たずに撤去されるよていになっているそうです。また、2013年現在、危険防止のため(江差線廃止フィーバーの過熱による駅名標の盗難を防止するため)、指定日以外は立入禁止となっており、駅名標も取り外されています。イベント時のみ、駅名標が掛けられます。(2013.9.現状を確認)
「北海道夢れいる倶楽部」HP
http://amanogawa.donan.net/(「天の川駅」公式HP)
(この「天ノ川駅」を見られるのも、あとわずか。付近は清流が流れ、
とても素敵な雰囲気のよい駅風景となっているだけに、残念です)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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