(歌川国貞 『江戸名所百人美女 新吉原満花』(前期展示)、
1857年、北海道立近代美術館)
★歌川国貞 江戸美人勢揃い展
北海道立近代美術館、2014年3月30日(日)-6月29日(日)
江戸後期の浮世絵師・歌川国貞(1786~1865)は、初代歌川豊国の門人として役者絵や美人画などさまざまな分野の作品を手がけました。1825年(文政8年)40歳の時に豊国の名を襲名(二代目豊国、実際は三代目豊国)、79歳で亡くなるまで長きにわたって活躍し、浮世絵史上に残る膨大な数の作品を生み出しています。とりわけ美人画で評価の高い国貞は、花魁や芸妓、商家や武家の女性など、さまざまな階級の女性を取り上げ、シリーズ化した美人画を多く手がけています。なかでも1858(安政4年)-1959年(安政5年)、73-74歳の時に制作した「江戸名所百人美女」は、晩年の美人画集大成といえる代表作のひとつと言えるでしょう。
本展では、これまで展示機会の少なかった100点を前後期50点ずつ全作品公開します。さらに、国貞による多彩な美人画を、女性のポーズや表情、もちものや背景などに着目しながら、装う美人、嗜む美人、振る舞う美人、佇む美人、赴く美人、寛ぐ美人、興じる美人、物思う美人、働く美人、見返り美人と10のセクションに分けて紹介します。 国貞が描く多様な江戸美人を通じて、江戸文化の諸相に思いを致しつつ、浮世絵の奥深い魅力をお楽しみいただければ幸いです。
本展では、これまで展示機会の少なかった100点を前後期50点ずつ全作品公開します。さらに、国貞による多彩な美人画を、女性のポーズや表情、もちものや背景などに着目しながら、装う美人、嗜む美人、振る舞う美人、佇む美人、赴く美人、寛ぐ美人、興じる美人、物思う美人、働く美人、見返り美人と10のセクションに分けて紹介します。 国貞が描く多様な江戸美人を通じて、江戸文化の諸相に思いを致しつつ、浮世絵の奥深い魅力をお楽しみいただければ幸いです。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。
↓いつも足しげく訪問していただき、ありがとうございます。きょうも1クリック、よろしくお願いします。