★ジャン=フランソワ・ミレー 生誕200年 愛しき者たちへの眼差し 展
山梨県立美術館、2014年7月19日(土)-8月31日(日)
2014年は、ジャン=フランソワ・ミレー(1814-1875)の生誕200周年にあたる年です。本展はこれを記念し、国内外のミレー作品およそ80点によりミレーの画業を回顧します。ミレーは、それまで絵画の主題とはなりえなかった農民の労働の様子を見つめ、宗教性をもたたえた荘厳な農民画の世界を生み出しました。その背景には、フランス初の風景画派の誕生の地となったバルビゾン村の自然豊かな制作環境がありました。また、幼い頃から育まれた自然に対する畏敬、身近なものへの慈愛がミレー作品の根幹を成しています。ノルマンディーの寒村で過ごした子供時代のまなざし、妻と9人の子供たちに対する父親としてのまなざしを感じ取ることができます。
本展では、初期から晩年までの作品をご紹介するとともに、家族の肖像や生活の情景を描いた作品に焦点をあてることで、ミレーの作品世界の新たな広がりをお楽しみいただきます。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、山梨県立美術館さま(HP)よりお借りしました。
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