(旧渚滑駅の跡地に静態保存されている9600型69644号蒸気機関車)
★9600型69644号機 蒸気機関車(旧渚滑駅跡地にて静態保存)
中型蒸気機関車の代表格で、「キューロク」の愛称で親しまれました。大正時代に多くが造られ、大きなボイラー、低い蒸気溜とサンドボックス、それに独特のスポーク動輪が特徴です。低速高出力型の代表的貨物用機関車です。
(ボランティアの皆さんの尽力により、たいへん良好な状態で保存されていました)
69644号機は、1922年(大正11年)に川崎重工兵庫工場で製造され、戦前は東海道本線、戦後は名寄本線で木材、石炭、生活物資などの貨物列車の牽引をし、ディーゼル化されるまで使われました。1975年(昭和50年)に勇退しています。以前は紋別市立グラウンドに静態保存されていましたが、2004年に旧渚滑駅の跡地に移設されました。ちなみに、旧渚滑駅跡地は現在、パークゴルフ場になっています。屋根は架かっていませんが、保存状態はたいへんよいです。(2012年8月、現状を確認)
(付近はパークゴルフ場になっています。旧機関庫なども残っていました)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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