(被災してしまったD51型241号機ですが、いまでもこうして大事にされています)
★D51型241号機 動輪・煙室扉(安平町鉄道資料館)
こちらの蒸気機関車は、1939年(昭和14年)12月、鉄道省苗穂工場で製造されました。新製と同時に追分機関区に配属。廃車まで終生追分を離れず、まさに「追分一筋のD51」だったそうです。その履歴もあって、1975年(昭和50年)12月、国鉄営業線を走った最後の貨物列車の牽引の任に当り、数千両に及ぶ国鉄蒸機のたどった道のりの掉尾を飾りました。廃車後は、当然地元に保存が決まっていました。しかし周知の通り、保管中の1976年(昭和51年)4月13日、追分機関区が火災に逢い、同じく保存が内定していた最後の仲間たちとともに被災してしまいました。
しかしながら、その履歴を惜しむ人たちの尽力により、機関区跡に作られた「追分鉄道記念館」(D51型320号機などが静態保存)に、煙室扉・プレートなどとともに立派なモニュメントとして保存されています。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログがどくjに定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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