★増毛厳島神社(増毛町)
本社殿は、拝殿と覆屋に囲まれた本殿、および社務所などで構成されています。本殿には花鳥風月をあしらった彫刻と、軒下を支える組み物が施されています。あたかも、漁業で繁栄した当時の華やかさをいまに伝えています。本殿の規模は一間四方で、周囲に縁側をめぐらし、側面に脇障子を設け、屋根は入母屋造りで正面は唐破風で構成されています。覆屋で保護されていることから保存状態もよく、1990年(平成2年)には町有形文化財にも指定されました。
建築工事は、1899年(明治32年)、新潟県柏崎からきた4代目篠田宗吉が請け負ったと記録に残されているそうです。(2014年9月、現状を確認)
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