(高倉健さん主演の映画『STATION 駅』にも登場した建物です)
★旧多田商店 (増毛町)
10月に増毛町を探訪しました。増毛町は、映画『STATION 駅』の舞台にもなった古い町です。映画『STATION 駅』は、先日亡くなられた高倉健さんの主演映画でもありました。
ここで取り上げる旧多田商店は、映画では『風待食堂』として登場します。現在は観光案内所になっていますが、いまでも「風待食堂」の看板が出されています。多田商店は、1913年(大正2年)の創業で、増毛駅に隣接した雑貨店として繁盛しました。こちらの建物は、1933年(昭和8年)の建築で、古びた下見板張りの2階建て。2階道路側、床の間付きの3部屋には、かつて学校の先生や警察官が下宿していたそうです。高倉健さんがラーメンを食べたテーブルも残されています。隣り合う旧富田屋旅館と並んで、昭和初期の雰囲気をいまに伝える貴重な建物です。
高倉健さんのご冥福をお祈りいたします。(2014年10月、現状を確認)
(現在は観光案内所として利用されていますが、「風待食堂」の看板も残されています)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。
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