★三笠市民会館の緞帳について
「観るだけ美術部」めぐんこ部員から、三笠市民会館に現在保存されている「緞帳」が、いま廃棄処分の危機に瀕しているという話を聞きました。部長は、その緞帳は実際に目の当たりにしていないのですが、めぐんこ部員がブログに載せた画像で見ることができました。画像として観るだけでも、それは規模も大きく、歴史的にも、また美術的にも貴重なことがわかります。
■↓「ホクレレ2」めぐんこ部員のブログ、「三笠市民会館の緞帳の保存を!」の記事
何より、この緞帳に「北海道炭礦汽船株式会社幌内礦業所」「住友石炭礦業株式会社奔別礦業所」との文字が並んで刺繍されているのが貴重ではありませんか。デザインも、三笠市が石炭鉱業で隆盛を極めていたころの雰囲気をよく残していると思います。
どんな美術作品や、貴重な歴史資料でも同じで、それは一度廃棄処分という憂き目にあうと、二度と再現できないのです。三笠市民会館の緞帳の場合、重量も寸法も重く大きく、保存場所が無いのもわかります。収蔵庫に折りたたんでおくだけでは劣化も進み、保存の意味がないのもわかります。さらに、現在新しい緞帳が発注されているとか。財政的に余裕のない三笠市にとって、難しい問題なのもわかります。
それでもあえて言わせていただけるならば、この「緞帳」は、三笠市の歴史を見つめてきた歴史資料として、保存、あるいは有効な利用の仕方をもっと考えてもよいのではないか、という提案をさせていただきたい。もっと譲って、まずは、この問題そのものを、もっといろんなひとに知ってもらい、考えてもらう、というところから始めてみてはどうか、という提案をしていきたいと思っています。
■↓「空色コールマイン」さまのブログ
三笠市民会館の「緞帳」保存の機運が盛り上がってくれることを願い、これからも当ブログでは関連した記事をUPしていきます。賛同いただける皆さんには、三笠市の公式HP、または当ブログ、および関連ブログにご意見などをお寄せいただけると幸いです。よろしくお願いします。
■↓三笠市の公式HP
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