★トーベ・ヤンソン 生誕100周年 ムーミンと生きる 展
新潟県立万代島美術館、2015年2月28日(土)-5月6日(水・振)
(WEBサイト→)http://banbi.pref.niigata.lg.jp/
トーベ・ヤンソンは、第一次世界大戦が始まった1914年にフィンランドの首都・ヘルシンキで生まれ、15歳で風刺雑誌『ガルム』の挿絵画家としてデビュー。小さな生きもの「ムーミントロール」を主人公にした物語は「暗い現実からの一種の逃避」として書き始めたといい、第一作「小さなトロールと大きな洪水」は戦後すぐの1945年に出版されました。1970年にはシリーズ最後の作品「ムーミン谷の十一月」を発表。以降は一般向けの小説を手掛けるようになり、フィンランドの国家文学賞をはじめ様々な賞を受賞しました。2001年6月27日に86歳で永眠されています。
「生誕100周年 トーベ・ヤンソン展 ~ムーミンと生きる~」は、今年3月からフィンランドで開催されている展覧会の日本巡回版として、トゥーラ・カルヤライネン氏監修のもと再構成されました。約50点の油彩作品に加えて、初公開の作品含めたムーミンシリーズの挿絵原画や「不思議の国のアリス」をはじめとする小説の挿絵などを展示。会場には、トーベ・ヤンソンが1964年から1991年までほぼ毎年過ごしたクルーヴ島の「夏の家」が再現されています。
(トーベ・ヤンソン 『「ムーミン谷の彗星」挿絵』、
1946年、タンペレ市立美術館ムーミン谷博物館)
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、新潟県立万代島美術館さま(HP)よりお借りしました。
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