(平山郁夫 『パルミラ遺跡を行く (朝)』、2006年、平山郁夫シルクロード美術館)
★平山郁夫 遥かなるシルクロードと北海道 展
北海道立近代美術館、2016年2月6日(土)-3月21日(月・祝)
(WEBサイト→)http://www.stv.ne.jp/event/hirayama/index.html(公式HP)
平山郁夫は1930年(昭和5年)、瀬戸内に浮かぶ生口島に生まれ、青い海や緑の島々の織り成す豊かな自然の中で少年期を過ごしました。画家・平山郁夫の感性は瀬戸内の風土に育まれたと言えるでしょう。1945年(昭和20年)8月6日、広島市で被爆。その後遺症に苦しめられ、それがのちに「仏教伝来」をはじめとする平和を願う作品を多く描く契機となったのです。
平山郁夫は、日本文化の源流を仏教に求め、その思いは時空を越えて、東西文化の交流の路・シルクロードへと広がっていきました。玄奘三蔵による仏教東漸の道を辿る取材旅行は、実に35万キロにも及び、壮大な構想力を背景に、幻想的な大作が生みだされていきました。
また、シルクロード取材旅行中に、自然の脅威や紛争で破壊されている大切な文化遺産の現状を目の当たりにし、「文化財保護の赤十字構想」を掲げます。国や民族、宗教を越えて人類共通の遺産として保護、修復を訴え、その活動にも精力的に取り組んだことは、世界中から賞賛されています。これら全ての活動は、「平和への祈り」が原動力となっています。
本展覧会では、歴史や自然を敬い、平和への祈りと心の平穏を求め、描き続けた作品に加え、平山郁夫が保護したアフガニスタンの「流出文化財」、そして、生涯にわたって収集した優れたシルクロード美術コレクションもあわせて紹介いたします。また最近、シルクロードを代表する世界遺産、パルミラ遺跡が破壊されるという、非常に悲しいニュースが報道されましたが、平山郁夫がこの遺跡をテーマにした大作を残していることが話題となりました。本展ではその作品「パルミラ遺跡を行く」(朝)(夜)を展示します。(北海道初展示)。さらに、シルクロード紀行以前の1965年(昭和40年)頃に北海道を旅し描いた「北海道原風景」スケッチも全国初公開となります。
悠久の時の流れにこめた偉大なる画家の足跡に是非、触れてください。
平山郁夫は、日本文化の源流を仏教に求め、その思いは時空を越えて、東西文化の交流の路・シルクロードへと広がっていきました。玄奘三蔵による仏教東漸の道を辿る取材旅行は、実に35万キロにも及び、壮大な構想力を背景に、幻想的な大作が生みだされていきました。
また、シルクロード取材旅行中に、自然の脅威や紛争で破壊されている大切な文化遺産の現状を目の当たりにし、「文化財保護の赤十字構想」を掲げます。国や民族、宗教を越えて人類共通の遺産として保護、修復を訴え、その活動にも精力的に取り組んだことは、世界中から賞賛されています。これら全ての活動は、「平和への祈り」が原動力となっています。
本展覧会では、歴史や自然を敬い、平和への祈りと心の平穏を求め、描き続けた作品に加え、平山郁夫が保護したアフガニスタンの「流出文化財」、そして、生涯にわたって収集した優れたシルクロード美術コレクションもあわせて紹介いたします。また最近、シルクロードを代表する世界遺産、パルミラ遺跡が破壊されるという、非常に悲しいニュースが報道されましたが、平山郁夫がこの遺跡をテーマにした大作を残していることが話題となりました。本展ではその作品「パルミラ遺跡を行く」(朝)(夜)を展示します。(北海道初展示)。さらに、シルクロード紀行以前の1965年(昭和40年)頃に北海道を旅し描いた「北海道原風景」スケッチも全国初公開となります。
悠久の時の流れにこめた偉大なる画家の足跡に是非、触れてください。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。
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