★ワンロード 現代アボリジニ・アートの世界 オーストラリア国立博物館所蔵展 オープニング・シンポジウム
釧路市立美術館、2017年4月7日(金)-5月7日(日)
(WEBサイト→)http://www.pekita.net/now.html
(WEBサイト→)http://www.oneroad-aboriginalart.jp/(公式HP)
オーストラリア西部の砂漠地帯を縦断する一本道(ワンロード)、キャニング牛追い(ストック)ルート。今から100年以上前、ヨーロッパから来た入植者が北部の牧草地から南部の食肉市場へと牛を移動させるために切り拓いたこの道で、先住民アボリジニは初めて「白人」と遭遇し、その生活を激変させることになります。
「ワンロード」展は、かつてそこに住んでいたアボリジニとその子孫であるアーティスト60名が、2007年に1850キロの道を5週間にわたって旅をし、「白人」の側からしか語られて来なかったキャニング牛追いルートの歴史をアボリジニ自らがたどり直す過程で描いていった絵画を中心に、映像、写真、オブジェ、言葉によって構成される、アートと人類学を架橋する稀有でダイナミックなプロジェクトの記録です。
多文化・多民族国家オーストラリアが国家プロジェクトとして実現し、本国で22万人を動員し大きな成功をおさめた本展が、大阪・国立民族学博物館を皮切りに日本全国を巡回します。
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