★合田一道 「蝦夷地から北海道のころ 作家・子母澤寛のまなざし」
北海道立文学館、2018年4月21日(土) 14:00
代表作に『国定忠治』『笹川の繁蔵』『弥太郎笠』『駿河遊侠伝』などの遊侠・股旅もの、転換期の人物群像に迫る『新選組始末記』『勝海舟』などの幕末・維新もの、含味豊かな随筆集『ふところ手帖』(「座頭市物語」収録)『愛猿記』『味覚極楽』などがあります。祖父・梅谷十次郎は箱館戦争敗残の武士で、その回顧談が子母澤文学の源泉となりました。
没後50年の本展ではその全業績を紹介し、異父弟で夭折の天才洋画家の三岸好太郎(1903〜1924年)との関わりにもふれます。また厚田三部作といわれる「蝦夷物語」「厚田日記」「南へ向いた丘」などの作品をとおして薄明の北の大地で格闘した人々の事跡を追想します。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、サントリー美術館さま(HP)よりお借りしました。
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