★斉藤陽向 没後10年展
ギャラリー大通美術館、2018年11月27日(火)-12月2日(日)
(WEBサイト→)http://www.odori-b.co.jp/
斉藤陽向さんは、1940年美唄市生まれ。特定の美術団体には所属せず、画壇では無名でしたが、本展は「清貧の中、北海道の自然を描き続けてきた画家を知ってほしい」と有志が没後20年の節目に企画しました。斉藤さんは北海高校、北海学園大学を卒業後、会社員を経て専業画家となり、北海道内の自然風景や歴史的建築物を描いてこられました。水彩抽象画『回帰』が25年ほど前に佐藤水産の包装紙に採用されましたが、名声とは縁がないまま、2008年に68歳で没しました。
作品展では、代表作『回帰』を含む佐藤水産所有の水彩画・油彩画など、およそ100点が展示されます。知床や襟裳岬の海、残雪を頂く羊蹄山なども描かれています。空弁でも有名な佐藤水産さんの掛け紙で、ぼくも何度か見かけました。こうした作家さんに陽が当たるのは、素敵なことです。
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