今季のJ1リーグも終えて、やっとひといきつける時期となりました。最終結果は、常勝軍団となりつつある川崎フロンターレの2連覇で終わりましたが、その一方で今季のJ1は、まさに北海道コンサドーレ札幌の旋風が吹き荒れた年だった、といっても過言ではないでしょう。以下に載せたのは、今季開幕前のぼくの順位予想です。
1位 鹿島
2位 川崎
3位 C大阪
4位 浦和
5位 名古屋
6位 柏
7位 鳥栖
8位 磐田
9位 神戸
10位 広島
11位 G大阪
12位 F東京
13位 仙台
14位 清水
15位 札幌
16位 横浜FM
17位 湘南
18位 長崎
リーグ最終節は、ミシャ監督との因縁深いサンフレッチェ広島との対戦となりました。リーグ開幕時、この最終節には順位もほぼ確定し、消化試合のようになると踏んでいたのですが、どうしてどうして、コンサドーレ札幌はこの試合に勝利すると、自力でACLを掴むことができるという歴史的な試合となりました。シーズン当初は、まず2年連続の残留が至上命題でしたが「観たことのない景色を観に行く」というスローガンのもと、最終節開始前の時点で4位という好位置に付けました。「いまのコンサの実力では、ACLはまだ早い」などと言う輩がいましたが、ぼくとしてはやはり、コンサのACL出場を願っていました。残念なことに、この日はどうしても避けられない仕事があったため、泣く泣くTV観戦となりましたが、じつはうちの奥さんに「コンサがACLに出られたら、韓国でも中国でもオーストラリアでも、1試合はアウェイ観戦に行く」という確約をもらっていました。そのくらい、この試合での勝利を望んでいました。
J1第34節 札幌 2-2 広島
試合は前半早々、MFチャナティップのゴールで先制。中押しではFWジェイが芸術的なシュートを決めるなどして2点差。ここまでは、ACL出場がぐっと近づいたと確信しました。しかし、調子を落としていた広島も意地を見せ、その寄せに対して徐々に押されて失点。後半にももう1失点を喫し、2-2のドローで終了。勝ったような広島イレブンの笑顔の裏で、負けたかのような札幌イレブンの姿がありました。
惜しい、じつに惜しい試合でした。勝ち切れなかった要素は、あることにはありますが、最終節の結果は、それまで34試合をトータルしての結果ですので、仕方がないです。よくやった、「観たことのない景色を見せてもらった」という気持ちです。感謝の気持ちでいっぱいです。数日間に発表されたJリーグ表彰式では、ベストイレブンにコンサのMFチャナティップが選ばれました。とても誇らしいことでした。2018年。ありがとう、北海道コンサドーレ札幌!
2018年J1リーグ最終順位
1位 川崎
2位 広島
3位 鹿島
4位 札幌
5位 浦和
6位 F東京
7位 C大阪
8位 清水
9位 G大阪
10位 神戸
11位 仙台
12位 横浜FM
13位 湘南
14位 鳥栖
15位 名古屋
16位 磐田
17位 柏 (降格)
18位 長崎(降格)
J2
1位 松本(昇格)
2位 大分(昇格)
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