(レオ・レオーニ 『フレデリック』)
★みんなのレオ・レオーニ展
広島/ひろしま美術館、2019年4月20日(土)-6月2日(日)
赤い色をしたきょうだいたちのなかで、唯一黒い色をした魚の物語『スイミー』は、小学校の教科書にも掲載されるほど、日本全国で親しまれています。作者のレオ・レオーニ(1910年-1999年)は、イタリアやアメリカでグラフィック・デザイナーとして活躍したあと、『あおくんときいろちゃん』で、初めて絵本の世界に足を踏み入れました。ねずみの『フレデリック』や、しゃくとりむしの『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、学んでいく物語を、水彩、油彩、コラージュなど様ざまな技法を用いて描きました。
本展では、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯を、作品と重ね合わせながら紹介します。絵本作家、アート・ディレクターとしての仕事、絵画、彫刻など幅広い活動も紹介し、レオーニが子どもの絵本に初めて抽象表現を採り入れるに至った道筋にも光を当てます。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ひろしま美術館さま(HP)よりお借りしました。
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