★田村允英 「ミュージアムトーク 拝啓、藤田嗣治様展」
北海道立近代美術館、2019年7月13日(土) 14:30
「・・私は、ときとしてフジタを語らずにはいられない激しい衝動に襲われることがある。(中略)というのも、おそらくフジタが私にとってはかけがえのない「人生の師」であったからだと、いまにして私は思う・・」修正後にGHQの出版・印刷担当官として来日したフランク・エドワード・シャーマンは、このように語っています。
日本で、学生時代よりあこがれていたエコール・ド・パリの巨匠・藤田嗣治との対面を果たし、それをきっかけに多くの芸術家たちと出会い、シャーマンは人生の後半を、藤田作品のコレクションや芸術家たちの支援のために捧げました。その半生は、人生の師と仰いだ藤田の教えに対する一つの答えと言えるでしょう。本展では、彼のコレクションを紐解き、その交流を探ります。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。
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