★「拝啓、藤田嗣治様」 フランク・シャーマンと藤田、戦後の交友をめぐって 展
北海道立近代美術館、2019年3月30日(土)-7月28日(日)
「・・・私は、ときとしてフジタを語らずにはいられない激しい衝動に襲われることがある。(中略)というのも、おそらくフジタが私にとってはかけがえのない「人生の師」であったからだと、いまにして私は思う。・・・」終戦後にGHQの出版・印刷担当官として来日したフランク・エドワード・シャーマンは、このように語っています。
日本で、学生時代より憧れていたエコール・ド・パリの巨匠・藤田嗣治との対面を果たし、それをきっかけに多くの芸術家たちと出会い、シャーマンは人生の後半を、藤田嗣治作品のコレクションや芸術家たちの支援のために捧げました。その半生は、人生の師と仰いだ藤田の教えに対するひとつの答えと言えるでしょう。
本展では、彼のコレクションを紐解き、その交流を探ります。2019年7月からは北海道立三岸好太郎美術館にて、シャーマン旧蔵の浮世絵を中心とした「フランク・シャーマン コレクション あるアメリカ人を魅了した浮世絵」を開催します。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。
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