★絵鞆小学校 円型校舎棟(室蘭市)
以前紹介した、室蘭市立絵鞆小学校の円型校舎が、保存されることになりました。2棟あるうち耐震強度の基準を満たしている1棟です。
■「室蘭民報」 2014年7月29日の記事より↓
来年3月末閉校する室蘭市絵鞆小学校(中塚洋司校長、217人)の円形校舎1棟が保存されることになった。市教育委員会は、同小付近一帯の「絵鞆貝塚」から出土した縄文土器などの展示や、市内旧小・中学校の沿革を紹介する教育分野の複合施設としての活用を検討している。
円形校舎は、狭い敷地に少ない建築材料で、より広い床面積を建築できる経済性の高いデザインとして、戦後復興期に全国各地で建設されたが、現存は数少ない。絵鞆小は桜が丘小、武揚小との学校統合により来年3月末に閉校するが、ここ数年は、卒業生や建築関係者らの校舎見学が増加し、ドラマのロケ地になるなど注目されている。市教委は「外観に特徴があり、歴史や文化的にも貴重で価値がある」と保存理由を説明する。
校舎は鉄筋コンクリート造り3階建ての3棟。このうち保存される校舎は、耐震強度があり、らせん階段が特徴の1958年(昭和33年)建築の東棟。ここに絵鞆貝塚はじめ、市内各地の遺跡から出土した縄文時代をはじめとする土器や石器、すでに閉校した市内小・中学校の古い写真や校旗などを展示する予定だ。
3階に体育館がありドーム型屋根が特徴の西棟(1960年建築)と、円形ではない一般校舎(1977年建築)の存廃については検討中。絵鞆小と統合する、桜が丘小と武揚小の校舎や体育館に関しても検討中だ。
校舎は鉄筋コンクリート造り3階建ての3棟。このうち保存される校舎は、耐震強度があり、らせん階段が特徴の1958年(昭和33年)建築の東棟。ここに絵鞆貝塚はじめ、市内各地の遺跡から出土した縄文時代をはじめとする土器や石器、すでに閉校した市内小・中学校の古い写真や校旗などを展示する予定だ。
3階に体育館がありドーム型屋根が特徴の西棟(1960年建築)と、円形ではない一般校舎(1977年建築)の存廃については検討中。絵鞆小と統合する、桜が丘小と武揚小の校舎や体育館に関しても検討中だ。
■「観るだけ美術部長」のブログ、絵鞆小学校紹介ページ↓
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。またこの文章は、「室蘭民報」社さまよりお借りしました。
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