★小川原 脩 不思議、ふしぎ、この絵なんだろう? 想像する展覧会 展
小川原脩記念美術館、2015年1月17日(土)-2月16日(月)
小川原脩が描いた、一見しただけでは何が表現されているのかよく分からない「ふしぎな絵」を集めました。それらの作品は、対象のある一面や一部分を抜き出した色や形が強調され、触感までも感じられるものです。このような、いわゆる「抽象的」な作品を、画家は1950年代から1960年代にかけて数多く描きました。ヨーロッパから日本、そして北海道の美術界にやってきたデフォルマシオン(対象を変形して描く)やアンフォルメル(定まった形を否定する)といった芸術潮流を敏感に感じ取り、自らの創作に取り込んで行ったのです。小川原脩の眼を通して抽象や変形の対象となったものは、人物、馬・犬などの動物、そして土俗的・呪術的な世界を内に秘めた考古学的な遺跡・遺物でした。
さあ、作品の前にじっくりと立ち止まってみましょう。どんなイメージが浮かび上がってくるでしょうか。作品を、そして画家の眼を通して、想像する楽しみを体験してください。
※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、小川原脩記念美術館さま(HP)よりお借りしました。
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