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[道外展]★トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美 トルコ文化年2019

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★トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美 トルコ文化年2019
 東京/国立新美術館、2019年3月20日(水)-5月20日(月)
(WEBサイト→)https://turkey2019.exhn.jp/(公式HP)

 トルコは、アジアとヨーロッパにまたがる交通の要衝でもありました。多様な文化が入り混じるトルコの地で育まれた「美」は、その比類なき魅力で人々の心を惹きつけ、多くの芸術家たちにも強烈なインスピレーションを与えてきました。
 本展では、オスマン・トルコ帝国時代に宮殿として建築され、トルコ共和国建国後には博物館となったトプカプ宮殿が所蔵する、貴重な宝飾品や工芸品、食器や武器弾薬、書籍など、およそ170点を公開します。オスマン・トルコ帝国時代、西洋と東洋の接点として広く交易を行い、また世界中の支配地から世にも珍しい献上の品々を集め、国庫を潤した宮殿美術館には、まさに歴史の最高峰の技術と美しい至宝が詰まっています。

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(トルコの至宝、トプカプ宮殿。青いタイルの造作がとても美しいです)

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、国立新美術館さま(HP)よりお借りしました。

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[講演会]★朗読会「加清純子をめぐって」

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★朗読会「加清純子をめぐって」
 北海道立文学館、2019年5月22日(水)、23日(木) 13:30

 渡辺淳一の『阿寒に果つ』(初版1973年)のヒロイン時任純子のモデルとして知られる加清純子(1933年-1952年)は、太平洋戦争後の日本社会の反権威時代(アブレゲール)で、デガダンでアヴァンギャルドに時代を駆け抜けた天才少女画家でした。1952年、赤いカーネーションを残して失踪。3か月後、阿寒山中で遺体となって発見されました。享年18。遭難死とも自殺とも言われていますが、真相は明らかではありません。
 本展では、美術と文学にわたる天才少女画家の魅力あふれる表現世界を一挙に紹介する初の試みです。生き急いだ日々の光がたゆたうように、止むことのない青春の鼓動に耳を傾けます。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。

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[企画展]★フランク・シャーマン コレクション展

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★フランク・シャーマン コレクション展
 だて歴史文化ミュージアム、2019年4月3日(水)-5月26日(日)

 フランク・シャーマンは、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の印刷・出版担当官として来日し、日本滞在中に多くの日本人芸術家たちと交流を持ち、彼らの作品を集めました。シャーマンの死後、その膨大なコレクション(通称シャーマンコレクション)は、シャーマンと親交のあった河村泳静さんに引き継がれたのち、河村さんと縁のあった野田弘志さんを通して伊達市教育委員会に寄託され、現在は伊達市アートビレッジ文化館で管理されています。本展では藤田嗣治、小磯良平、猪熊弦一郎、棟方志功、イサムノグチなどの作品が展示されています。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、だて歴史文化ミュージアムさま(HP)よりお借りしました。

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[工芸展]★東日本伝統工芸展 出品作家による伝統工芸小品展

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★東日本伝統工芸展 出品作家による伝統工芸小品展
 札幌三越、2019年5月21日(火)-)5月26日(日)

 本館で開催いたします「第59回 東日本伝統工芸展」を記念し、東日本伝統工芸小品展を同時開催いたします。陶芸、染織、漆芸、金工、木工、竹工、人形、諸工芸の各分野で活躍されている現代工芸作家の作家の作品の数々を、ぜひご高覧ください。

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[講演会]★津田命子 「アイヌの手仕事 -衣文化をさぐる-」

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★津田命子 「アイヌの手仕事 -衣文化をさぐる-」
 北海道博物館、2019年5月25日(土) 13:30

 アイヌ民族の衣服作りの継承と技法の研究とに長年にわたり実践的に取り組んできた津団命子さん、今回は、その津田命子さんによる研究の成果をお話していただきます。

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[特別展]★山口陽介 HAPPY NEW WORLD展

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★山口陽介 HAPPY NEW WORLD展
 洞爺湖芸術館、2019年4月27日(木)-6月2日(日)

 山口陽介さんは洞爺湖町在住のアーティストで、洞爺湖芸術館での展覧会は2017年に次いで2回目の開催と なります。本展覧会では、前回の作品展以降にも世界中を訪れ描いた新作を含めご紹介いたします。山口陽介さん のカラフルで繊細なタッチによって描かれた内なる世界をお楽しみください。

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[企画展]★伊達成実 東国随一の猛将の生涯展

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(伊達成実着用 『黒漆五枚胴具足』、桃山時代、だて歴史文化ミュージアム)

★伊達成実 東国随一の猛将の生涯展
 だて歴史文化ミュージアム、2019年4月3日(水)-5月26日(日)

 伊達成実を一言で語ると、「武芸に優れた豪快で勇猛な戦国武将」と言われています。確かに青年期までは、盟主・伊達政宗も驚くような武勇が際立っていましたが、壮年期以降は文藝の才能が発揮されています。むしろ、文才にあふれ、几帳面なこの姿こそが、本来の伊達成実の姿そのものに見えてきます。ここでは、政宗の片腕となった成実の誕生から、政宗と共に活躍した時代と、没してもなお崇められる成実の生涯を振り返ります。
 伊達政宗は仙台藩藩祖となり、まさに東北の覇者に登り詰めました。その活躍を支えたのが、亘理伊達家2代当主、伊達成実でした。成実は信夫郡大森城(現在の福島県福島市)で生まれました。政宗とは1歳年下であり、政宗が関わる戦にはすべて参戦しました。例えば、天正13年の人取橋合戦、天正17年の摺上原の合戦での活躍は、成実の武勇を天下に広め、政宗の前半生の戦歴の中で燦然と輝いています。また、文禄元年(1592年)に豊臣秀吉が朝鮮に出兵したとき慶長の役では、朝鮮へわたり戦っています。その後、慶長7年(1602年)になって政宗の命により亘理に入府しました。亘理では町割りを大きく改造し、新田や塩田の開発を進め、入府当時は6,000石だった知行は、40年後には20,000石に達したと言われています(江戸時代、1万石あれば大名と言われていました。支藩とは言え、2万石は破格でした)。

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(前立てにはクマの毛皮が使われており「毛虫」を表しています。
毛虫は決して後ろに下がらないことから、前立てに選んだと言われています)

 晩年、政宗の死後に『政宗公御軍配(成実記)』』を書き残しました。様ざまな合戦の状況や、当時の具体的な様子が描かれており、政宗に近侍していた成実だからこそ記すことができた政宗研究における第一級史料となっています。
 時は流れ、幕末戊辰戦争直前のある日、亘理伊達家15代邦成は供養と戦勝祈願のために成実の墓参をします。これから起こる出来事に対して、後ろに引くことなく前に向かって進む決心を新たにしました。
 「毛虫の前立て」が示すように、前へ前へと戦国の世を駆け抜け、実直な生き方をした成実は、現在もなお魅力的な武将として語り継がれています。

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(この弾痕は合戦で被弾したものではなく、鉄板の強度を保証するための「試し撃ち」のよるもの)

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ブログ運営者がみずから撮影したものです。

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[講演会]★竹上裕二 「ミュシャ展 30分で知る カフェ・オ・レの世界」

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(アルフォンス・ミュシャ 『装飾皿「ビザンティン風の頭部:ブロンド」』、1898年)

★竹上裕二 「ミュシャ展 30分で知る カフェ・オ・レの世界」
 北海道立旭川美術館、2019年5月25日(土) 11:00、13:00、15:00
(WEBサイト→)http://event.hokkaido-np.co.jp/mucha/picture.html(公式HP)

 アルフォンス・ミュシャ(1860年-1939年)は、19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパで起こった芸術運動「アール・ヌーヴォー」を代表する芸術家です。現在のチェコ共和国モラヴィア地方で生まれています。パリに移って、大女優サラ・ベルナールのポスターで一躍脚光を浴び、故郷に戻ってからはチェコスロヴァキア最初の郵便切手や紙幣のデザインを手掛け、チェコ国内にとどまらず、現在に至るまで欧米や日本で多くの人々を魅了しています。
 本展では、「運命の女たち」をテーマに、十代の頃の素描から、名声を得たパリでの作品、祖国に戻った晩年の油彩画まで、貴重なコレクションをご紹介。女性を描き続けたミュシャの人生を彩った女性たちに焦点を当てています。出展作品は、ミュシャの生家の近くに在住するズデニェク・チマル博士の親子3代にわたるコレクションで、このチマル・コレクション単独の展覧会としては日本での初開催となります。ミュシャ芸術を代表するポスター、装飾パネル、油彩画、素描画、水彩画など、およそ150点を展観いたします。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。

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[特別展]★相原求一朗の軌跡 大地への挑戦 生誕100年没後20年展

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(相原求一朗 『天と地と』(部分)、1998年、相原求一朗美術館)

★相原求一朗の軌跡 大地への挑戦 生誕100年没後20年展
 北海道立近代美術館、2019年4月19日(金)-5月26日(日)
(WEBサイト→)http://event.hokkaido-np.co.jp/aihara/

 北海道の自然を描き続けた画家・相原求一朗(1918年-1999年)の生誕100年、および没後20年を記念して、その画業を紹介する大規模な展覧会が開催されます。
 1918年(大正7年)、川越市の商家に長男として生まれた相原は、家業を継ぐために一度は美術の道を諦めます。戦時中は、兵役により多感な青春期に重なる4年半を旧満州(現在の中国東北部)の広大で荒涼とした風景と、北海道の風景が似ていることに感覚を呼び起こされ、画家としての才能を覚醒させました。戦後、モダニズムの画家・猪熊弦一郎に師事したことで画家への道が開かれると、経営者を続けながらも、新制作教会を拠点に画業を成熟させていきます。そして、原風景ともいうべき満州の情景を彷彿とさせる北海道の原野に出会ったことで、相原の才能は覚醒するのです。
 本展では、相原のおよそ50年にわたる画業を、初期から絶筆までの代表作およそ80点に、愛すべき小品を加えながら、大々的に回顧いたします。心を揺さぶられる厳しい北海道の自然、特に雪解け間近のモノトーンで荒涼とした風景を、砂のざらついた感触や、原野のうねりなどを手抜きなしの几帳面で誠実な作品に結実させました。

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※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。

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[ガラス]★薩摩切子 技と炎で甦らせた逸品展

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★薩摩切子 技と炎で甦らせた逸品展
 東急さっぽろ店、2019年5月16日(木)-5月29日(水)

 江戸末期、薩摩藩に生まれた幻のガラス工芸品「薩摩切子」。その後文明開化の波に押され、衰退する運命をたどりましたが、120年の空白期間を経て、およそ30年前に復刻されたという歴史があります。往時の意匠の伝承「薩摩切子」をはじめ、現代のライフスタイルに合わせた薩摩切子を多数展示いたします。ぜひこの機会にご高覧ください。

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[水彩画]★山下 徹 水彩画・油彩画展

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★山下 徹 水彩画・油彩画展
 札幌三越、2019年5月27日(月)-6月2日(日)

 みずみずしい果物や、生き生きとした花々を描く山下徹さん。精緻に表現された油彩画から水彩画、およそ30点を展覧いたします。ぜひ、ご高覧ください。

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[部室から]★★重要なお知らせ★★ Vol.5

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★★重要なお知らせ★★ vol.5

 「観るだけ美術部」部長のブログは、Yahoo!ブログから、「はてなブログ」に引っ越しすることになりました。まずは、簡単なブログページを作ってみました。もしよろしかったら、ちょっと覗いていただき、アドバイスなどいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

「観るだけ美術部」部長のブログ、「はてなブログ」引っ越しVer

[文学展]★よみがえれ!とこしえの加清純子 -『阿寒に果つ』ヒロインの未完の青春-展

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★よみがえれ!とこしえの加清純子 -『阿寒に果つ』ヒロインの未完の青春-展
 北海道立文学館、2019年4月13日(土)-5月31日(金)

 渡辺淳一の『阿寒に果つ』(初版1973年)のヒロイン時任順子のモデルとして知られる加清純子(1933年-1952年)は、太平洋戦争後の日本社会の反権威時代(アブレゲール)で、デカダンでアヴァンギャルドに時代を駆け抜けた天才少女画家です。第23回道展に15歳で入選、早熟な芸術家への道を歩みだします。札幌女子高校から学制改革で札幌南高校2年生に編入されると、同級生にはのちに作家となる荒巻義雄、渡辺淳一などがおり、彼らとの青春の日々が始まります。
 しかし1952年1月、赤いカーネーションを残して失踪。4月に阿寒山中で遺体となって発見されました。享年18。遭難死とも自殺とも言われていますが、真相は明らかではありません。昨年、実弟の暮尾淳氏ら遺族によって加清純子の絵画15点が奇跡的に保管されていたことが判明しました。本展ではそれらを含め、美術と文学にわたる天才少女画家の魅力あふれる表現世界を一挙に紹介する初の試みです。生き急いだ日々の光と影がたゆたうように、止むことのない青春の鼓動に耳を傾けます。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立文学館さま(HP)よりお借りしました。

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[陶芸展]★坂恒治 作陶展

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★坂恒治 作陶展
 札幌三越、2019年5月27日(月)-6月2日(日)

 独創的な形と絵付けが印象的な函館市在住の陶芸作家、坂恒治さん。札幌三越では9回目の個展となります。「かたち」や「色」に生命力を感じる作品を志して創作活動を続けて来られました。本展では、人気の赤絵シリーズを中心に、青い釉の作品も加えて展示販売いたします。

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[講演会]★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 江戸の遊び絵づくし展」

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(歌川国芳 『みかけハこハハゐがとんだいゞ人だ』)

★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 江戸の遊び絵づくし展」
 北海道立釧路芸術館、2019年6月1日(土) 15:00
(WEBサイト→)http://event.hokkaido-np.co.jp/asobie/

 江戸の庶民芸術として国際的にも高く評価されている浮世絵。そのなかでも遊び心のある造形に注目し、「寄せ絵」「文字絵」などに分類して総合的に紹介します。観て、読んで、触れて、江戸っ子のエンターテイメントをお楽しみください。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立釧路芸術館さま(HP)よりお借りしました。

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[講演会]★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 世界の絵本原画がやってきた! 剣淵町絵本の館コレクション展」

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★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 世界の絵本原画がやってきた! 剣淵町絵本の館コレクション展」
 北海道立函館美術館、2019年6月1日(土)、8日(土) 14:00

 道北の上川管内剣淵町は、絵本による町づくりを進め、「絵本の里」として国内外から注目を集めています。「剣淵町絵本の館」が所蔵するおよそ1000点の世界の絵本原画コレクションから、およそ200点をご覧いただきます。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。

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[版画展]★ちばてつや 連載から50年 「あしたのジョー」版画展

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★ちばてつや 連載から50年 「あしたのジョー」版画展
 札幌三越、2019年5月27日(月)-6月3日(月)

 故・高森朝雄原作、ちばてつや画による漫画『あしたのジョー』。本展は、実写映像化、舞台化など様ざまなメディアで表現され、『週刊少年マガジン』マンガ連載廃止から50周年を記念とした版画を展覧いたします。

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[企画展]★加藤顕清 思索するアカデミズム展

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★加藤顕清 思索するアカデミズム展
 旭川市彫刻美術館ステーションギャラリー、2019年3月28日(木)-6月2日(日)

 加藤顕清は、中原悌二郎と共に、旭川に関わりの深い彫刻家でした。1894年(明治27年)岐阜に生まれた加藤顕清は、生後間もなく北海道深川に移住します。やがて上川中学校(現在の旭川東高等学校)を卒業し、旭川市内で代用教員を務めた後、上智大学哲学科に入学します。在学中に中原悌二郎の彫刻に出会ったことにより、以後彫刻家への道を志すことになります。東京美術学校(現在の東京藝術大学)で彫刻を学び、1921年(大正10年)に帝展に初入選。以後、帝展、文展、日展を中心に作品を発表し、1952年(昭和27年)に日本芸術院賞、1962年(昭和37年)には北海道の彫刻家としては初めて日本芸術院会員となっています。また、母校である東京芸術学校で20年ほども後進の指導に当たり、1966年(昭和41年)には日本彫塑会会長に就任するなど、日本の彫刻界の重鎮的存在でした。
 本展ではこれまで収集した加藤顕清作品のほか、OMO7(旧旭川グランドホテル)から寄贈を受けた『婦人像・夜』および、『婦人像・昼』も合わせて展示します。

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[道外展]★国宝東寺 空海と仏像曼荼羅展

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(『帝釈天騎象像』(国宝)、東寺所蔵)

★国宝東寺 空海と仏像曼荼羅展
 東京/東京国立博物館、2019年3月26日(火)-6月2日(日)
(WEBサイト→)https://toji2019.jp/overview/index.html(公式HP)

 東寺は、平安京遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺と共に建立されました。唐で新しい仏教である密教を学んで帰国した弘法大師空海は、823年に嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場としました。2023年には、真言宗が立教開宗されて1200年の節目を迎えます。
 空海のもたらした密教の造形物は、美術品としても極めて高い質を誇り、その多彩さや豊かさは日本の仏教美術の中でも群を抜いています。
 本展は、空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全貌を紹介するものです。空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の21体の立体曼陀羅のうち、史上最多となる国宝11体、重要文化財4体、合計15体が出品されるほか、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の最高峰が一堂に会します。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、東京国立博物館さま(HP)よりお借りしました。

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[道外展]★みんなのレオ・レオーニ展

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(レオ・レオーニ 『フレデリック』)

★みんなのレオ・レオーニ展
 広島/ひろしま美術館、2019年4月20日(土)-6月2日(日)

 赤い色をしたきょうだいたちのなかで、唯一黒い色をした魚の物語『スイミー』は、小学校の教科書にも掲載されるほど、日本全国で親しまれています。作者のレオ・レオーニ(1910年-1999年)は、イタリアやアメリカでグラフィック・デザイナーとして活躍したあと、『あおくんときいろちゃん』で、初めて絵本の世界に足を踏み入れました。ねずみの『フレデリック』や、しゃくとりむしの『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、学んでいく物語を、水彩、油彩、コラージュなど様ざまな技法を用いて描きました。
 本展では、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯を、作品と重ね合わせながら紹介します。絵本作家、アート・ディレクターとしての仕事、絵画、彫刻など幅広い活動も紹介し、レオーニが子どもの絵本に初めて抽象表現を採り入れるに至った道筋にも光を当てます。

※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、ひろしま美術館さま(HP)よりお借りしました。

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